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関連法改正などで新需要の防爆関連機器

リプレースのほか半導体・医薬品分野でも市場拡大

 防爆関連機器市場は、石油化学プラント・施設などを中心とした需要の高まりと、昨年の関連法改正による危険場所の明確化や規制緩和などにより、新しい市場も形成されつつある。

 さらに、既存設備の老朽化に伴うリプレース需要、半導体関連や食品・医薬品分野でも伸長しており、市場規模は60億円を突破しているとされている。

 加えて最近は、高圧ガスを取り扱う事業所での事故件数が増加、改めて防爆関連機器に対する需要と関心が高まっている。また、製品開発面では、防爆安全と機械安全を両立した製品が市場に投入されるなど、従来からユーザーが要望していた製品も出てきた。海外市場では、ロシアや中国、東南アジア地区を中心に市場が拡大している。

 一方、防爆関連機器の市場拡大に伴い、日本電気制御機器工業会(NECA)の防爆研究会が今年4月に防爆委員会に昇格、さらに活動を活発化させている。

 特に、NECAが今年3月に発刊した「防爆安全ガイドブック(設備安全のための防爆電気機器点検ガイド)」は、読みやすく分かり易い内容で災害防止に繋がるガイドブックとして好評を得ている。

 NECAでは、今後もバリアフリーの防爆安全環境が実現できるよう、取り組みを強化する方針である。

・高圧ガス製造事業所で事故増加
・防爆と機械安全兼備の取り組みも
・バリアフリーの防爆環境実現へ
 詳細記事つづく....

( オートメレビュー特集から抜粋、詳細解説記事は本紙をご参照下さい。新規の購読お申し込みはこちらから-->)


防爆機器…主要各社の重点製品

●エム・ティー・エル・インストゥルメンツ 9400シリーズ本質安全防爆仕様イーサネット対応ソリューション
●中村電機製作所 防爆形無線LANアクセスポイント「EXAP-2000」
●ビーアンドエフ 安全センサ(本質安全防爆対応)
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■エム・ティー・エル・インストゥルメンツ
 9400シリーズ本質安全防爆仕様イーサネット対応ソリューション

 “どこでもインターネットを”実現

mtl エム・ティー・エル・インストゥルメンツは、各種防爆機器を幅広くそろえている。

 このうち「9400シリーズ本質安全防爆仕様イーサネット対応ソリューション」は、パワーオーバイーサネット技術(PoEx)の採用で、無線アクセスポイントの活線状態で作業ができ、しかも一対のケーブルで電源と通信が同時に提供可能。これにより、危険場所ZONE?1に設置できる本質安全防爆スイッチとイーサネット対応本質安全防爆アイソレータを組み合わせて「どこでもイーサネットを」のソリューションを実現できる。

 電力不足時には、別電源で供給する本質安全防爆アイソレーションも用意。

 また、RS485とイーサネット変換用本質安全防爆ゲートウエイ、本質安全防爆無線LANも提供、防爆仕様の携帯無線またはPDAとの通信も便利になる。

 さらに、光ファイバも使える本質安全防爆メディアコンバータ(イーサネットと光ファイバ変換器)も完備し、マルチモード仕様では100Mbpsのスピードで2キロメートルまで可能。

 主な用途には防爆シリアル通信機器、防爆オペレータステーション及び携帯無線機器、Webカメラなど。 ATEX認定取得済みで、労研TIIS認定は申請準備中。

(http://www.mtlkk.com)

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■中村電機製作所 防爆形無線LANアクセスポイント「EXAP-2000」

 AECSと共同で開発

nakamura 中村電機製作所は、旭化成EICソリューションズ(AECS)と防爆形無線LANアクセスポイントを共同開発して、防爆構造型式検定(労働安全衛生法第44条)に合格、両社で発売を開始した。

 新製品は、防爆形無線LAN親機「EXAP-200」と同子機「EXST-150」。

 両社は、防爆現場でも使用できる15~17インチのモニター付き防爆形パソコンを発売しているが、この無線LANを使用することで、同パソコンを必要な場所に移動して設備の監視、操作ができ、配線工事費用、設備台数の削減ができ、操作性の改善も図れる。

 親機は、LANケーブル配線のみで運用できる。また子機は、イーサネットI/Fを持つ機器との接続で、無線LANでホスト機器との接続ができる。AECSでは、電波強度測定などの導入設置サポートも実施している。初年度50台の販売を見込んでいる。

(http://www.ex-nakamura.co.jp/)

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■ビーアンドエフ 安全センサ(本質安全防爆対応)

 導電性と腐食防止で高い信頼性

pandf ピーアンドエフは、本質安全防爆対応の近接センサ及び、組み合わせ使用で本質安全防爆を構築するための各種絶縁型バリヤを品ぞろえし、国内の防爆検定も取得している。

 これらの製品の中で特に、国際的安全規格である IEC/EN61508で定義の安全レベルSIL2/SIL3まで対応可能な本質安全防爆近接センサと防爆バリヤは、海外の大手石油化学プラントなどで、フェールセーフ対応として重要な場所、例えば緊急遮断バルブの開閉確認用などに、多くの実績を持っている。

 製品型番はバリヤにはサフィックス−SH−が、近接センサにはサフィックス−SNが付く。

 防爆対応が必要なアプリケーションでは、腐食性ガス雰囲気もあり長期間に渡りON/OFF信号を確実に検出するためには、近接センサを使用する方法が最適な手段となる。接点には防爆の点で高い電圧はかけられず、そのため長期間使用による接点表面の腐食は、電気的な導電性の問題となり誤動作の原因となる。

 防爆近接センサで安全を考慮した製品は、今後事故を未然に防ぐことで環境保護などにも有効な製品と考えられる。 

(http://www.pepperl-fuchs.com)

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