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温度調節器

安定成長を継続

 温度調節器(計)市場が堅調な拡大を見せている。国内では安定市場である食品や成形機向けが拡大基調で推移しており、外需も中国を中心に依然活発な動きとなっている。東日本大震災発生に伴う生産面への影響も解消しており、需給も安定している。

射出成形機は温度調節器の大きな用途
ejecion molding machine
製品は、小型・薄型、高速処理化を基調に、操作性や視認性の向上、設定作業性の改良などが進んでおり、周辺機器との親和性を容易にする開発も進んでいる。温度制御は製品品質に最も影響を与えるだけに、高精度制御と使いやすさを目指した取り組みが継続している。

・市場動向……電子化で温度精度向上
       円高・コスト競争激化
・製品動向……小形・薄型化傾向が強まる
・注目アプリ…省エネ対策が顕著
       通信機能の搭載が一般化
・提案営業……高品位制御を顧客別に実現
       メーカー各社が強化

 詳細記事つづく....

( オートメレビュー特集から抜粋、詳細解説記事は本紙をご参照下さい。新規の購読お申し込みはこちらから-->)


温度調節器…各社の主力製品

●シマデン ディジタル調節計 AR18シリーズ
●日本フェンオール 配管閉塞管理システム EPHシステム
●チノー プログラム調節計 DP2000G
●山武 デジタル指示調節計 ニューSDC45/46
●東邦電子 デジタルコントローラ TTM-200シリーズ
●理化工業 プログラム調節計 PF900

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■シマデン ディジタル調節計 AR18シリーズ

 アナログ感覚で操作、数字見ながらキーのみで

shimaen 温湿度制御機器・システム専門メーカーのシマデンは、アナログ式感覚で簡単にキー操作で設定できるディジタル調節計「AR18シリーズ」を発売した。

 新製品のディジタル調節計AR18シリーズは、アナログ式の操作に慣れたエンドユーザーのニーズに応え操作性を徹底的に追求しているだけに、基本操作は数字表示を見ながらキーのみで行える。

 設定は1設定2位置・2設定2位置・3位置式を用意。2位置式は調節動作隙間を0・1〜9・9%FSの範囲で希望の値を設定できる。

 3位置式は不感帯の設定機能を装備。不感帯を1〜99%FSの範囲で設定できる。動作表示部は加熱時に緑色、冷却時に赤色が点灯するため、確認がし易い。

 全機種が誤操作防止の開閉式キーカバー付き。接点調節出力は5A(抵抗負荷)駆動が可能である。保護構造IP68相当(前面操作部)。IEC61010準拠。寸法はH96×W96ミリのDINサイズ。RoHS指令対応。オプションとして警報出力、アナログ出力も用意している。

(http://www.shimaden.co.jp/)

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■日本フェンオール 配管閉塞管理システム EPHシステム

 配管内生成物の付着防止、装置停止リスク低減

fenwal 日本フェンオールは各種温度調節器をシリーズ化しているが、この温度コントロール技術を応用して、配管内部に発生する生成物の付着を防ぎ、閉塞による装置停止リスクを低減するEPHシステムも販売している。

 配管を加熱することにより、生成物の付着を防ぐこのシステムは、SSR内蔵温度コントローラDGシリーズとジャケットヒーター、専用の制御盤TXシリーズで構成。閉塞を防止することで、配管や装置の清掃メンテナンス回数削減にもつながる。専用制御盤は、各系統の配管を集中制御でき、接続はプログラムレスで簡単に行え、最大6系統まで接続可能(1系統3kW)。また、イベントログ機能を搭載し、異常履歴も容易に表示できる。通信は31チャンネルのグループ管理が可能。

 温度コントローラは、デイジーチェーン接続により、複数のヒーターを使用する場合に最大5分の1の省配線と省工数が可能で、ジャケットヒーターにも簡単に取り付け、その場で温度確認・変更もできる。また、取り付け方法も配管、壁、DINレールなど多様に対応したアタッチメントも完備。さらに、ワンタッチで脱着可能なコネクタを採用し、リード線を剥くだけで接続可能。

(http://www.fenwal.co.jp/)

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■チノー プログラム調節計 DP2000G

 2入力切替で広域制御、高温熱処理炉などに最適

chino 計測・制御・監視大手のチノーは、新製品の広域制御用グラフィック形プログラム調節計「DP2000G」が、広範囲を高精度制御でき好評。

 新型DP2000Gは、既発売のグラフィック形プログラム調節計DP-Gシリーズの広域制御用2入力切替式調節計で、制御領域を低域と高域に分割し、それぞれの領域で最適なセンサーを使用して広範囲を精度良く制御できる。センサーは制御領域に応じて自動で切り替えを行う。低温域では熱電対を、高温域では放射温度計を使用して制御を行う高温熱処理炉などに最適。

 表示は5・6型TFTカラー液晶ディスプレイを採用しているため豊富な制御データが見易く、操作も対話型で優れる。

 プログラムパターンは最大200種類(最大4000ステップ)を登録可能である。プログラムパターンや設定パラメータはコンパクトフラッシュカードに保存管理できる。外部からの駆動信号やタイムシグナル、ステータス信号など周辺機器とのインターフェース機能も充実。

(http://www.chino.co.jp/)

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■山武 デジタル指示調節計 ニューSDC45/46

 簡単操作でコンパクト、複合高機能モデルも揃える

yamatake 山武は、デジタル指示調節計「ニューSDCシリーズ」として、15、25/26、35/36、45/46をラインアップしている。簡単操作、コンパクト、高機能をコンセプトにしており、しかもパソコンローダポートを標準で装備していることで、初期設定の煩わしさからも解放される。

 このうち最上位機種の45(DINサイズ48×96ミリ)/46(同96ミリ角)シリーズは、入力サンプリング周期25msの高速性と、プラスマイナス0・1%Readingの高精度を実現している。

 また、入力部と出力部に演算機能を搭載した複合高機能モデルもそろっている。

 各演算部で最大10個の演算機能(21種類)を設定でき、入力信号やPID出力の切り替え、平均値制御、オーバーライド制御などの高度な使い方が可能で、サンプリング周期も100ms(プラスマイナス0・1%Reading)を実現している。

 さらに1台で最大3点までのアナログ入力と、発信器電源(DC24V)の実装による流量計測の温圧補正が行える。

 また、リモートSP入力+カスケード制御を1台で実現できる。

 そのほか、バッテリー内蔵で、停電復旧時には停電前の制御出力(MV値)からPID演算を再開するホットスタート動作も可能。

(http://www.compoclub.com/)

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■東邦電子 デジタルコントローラ TTM-200シリーズ

 新PIDアルゴリズム採用、
 制御性が向上・簡易プロコン機能も搭載

toho 東邦電子は、「センサからシステムまでを創造する」をコンセプトに、各種デジタルコントローラを中心に、レコーダ、各種温度センサ、SSR、サイリスタ、プローブカードなどで実績がある。

 デジタルコントローラとして、200、000、04SPの各シリーズのほか、プログラムコントローラTTM-339、過昇防止器として最適なデジタル指示計TTA-002などがある。

 TTM-200シリーズは、新PIDアルゴリズムを採用し制御性を向上させ、さらに簡易プロコン機能を搭載したデジタルコントローラである。また、48ミリ角では表示分解能が100分の1℃の製品を新たにラインナップした。価格帯も安価を実現し、簡易プロコンとして使用する場合には大きなメリットがある。

 TTM-200シリーズ・TTM-339・TTM-04SPでは、パソコンからのパラメータの設定、測定結果の保存などが出来るローダソフトを準備し、ホームページから簡単にダウンロードできる。TTM-000シリーズでは、TTM-200シリーズと同様のPIDアルゴリズムを新たに採用し、制御性の向上を実現させた。

(http://www.toho-inc.com/)

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■理化工業 プログラム調節計 PF900 

 幅広い範囲で設定可能、
 最大1024セグメントプログラム実現

rlv 理化工業は、温度制御をはじめとした工業用制御機器の総合メーカーとして幅広いラインアップを誇る。中でもプログラム調節計「PF900」は、DINサイズ96ミリ角で、99パターン×10セグメント〜10パターン×99セグメントの幅広い範囲で柔軟なプログラム設定ができ、32パターン×32セグメント設定で全パターンリンク時、最大1024セグメントプログラムを実現可能。

 また、プログラム調節計専用の新型制御アルゴリズム「RSS(ランプ・ソーク・スタビライザー)」(特許出願中)の開発で、ランプ制御(傾斜制御)開始時の追従性向上と、ソーク制御(定値制御)移行時のオーバーシュート抑制を同時に行い、プログラム制御性が一段と向上した。

 さらに、サンプリング周期は、高速に変化するプロセス量制御用に0・05秒の高速応答制御型、0・1秒の標準型、安定性を追求した0・25秒の高分解能制御型などが切り替えで使用できる。

 表示も、必要な状態表示が1つの画面ででき、キャラクタ表示もすべて11セグメントのためわかりやすい。

 なお、SSR内蔵で、ヒータラインと温度センサーをダイレクトに接続できる温度調節計「SB1シリーズ」の販売も開始した。

(http://www.rkcinst.co.jp/)

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